パーマスタイルとはいっても、後頭部しか掛けておりません。後頭部に結構強めのカールを出しております。逆に前髪とフェースラインは縮毛矯正を施してあります。

全体的にやや癖が気になる方でも、フェースラインだけ綺麗に伸ばすことでかなりイメージが変わります。施術前の写真がないので残念なのですが、かなりクリアーなイメージに変身できます。

このフェースラインの縮毛矯正はよくお客様に提案する技術の1つです。

というか多くの癖毛のかたの中のほとんどはこれで結構かっこよくなります。

全体に縮毛強制してしまうと、スタイルや髪質、毛量によって、ノペッとした動きのないスタイルになってしまうことがほとんどです。しかもレイヤーが入って居れば入っているほど馴染みが悪い、ボリュームは抑えられるのですがまとまりのないスタイルになりがちです。特にショートレイヤーの方は全体に掛けることはお勧めしておりません。

癖を生かしながら重要なポイントだけ癖を伸ばす方法をお勧めします。

日本人の方はほとんど後頭部に出っ張りのない、所謂絶壁系のシルエットをしておられる方がほとんどです。僕もそうですが横から見たシルエットがいまいち気に入りません。嫌いです。やはり欧米人みたいに奥行きのあるスタイルにあこがれます。カットだけで補正できればそれはすごく良いことですが、なかなかそうには行きません、地球には重力がありますのでやっぱり重要な部分がぺたっとしてしまいます。そんなときに簡単に重力に打ち勝つ方法が、パーマです。

少し個性的なスタイルではありますが、とてもいいバランスに収まりました。