鎌倉・ 逗子の美容室、サロン・ド・ミュー/Salon de Mieux

鎌倉・ 逗子の美容室、サロン・ド・ミュー

2016/04/01

ストレートパーマと縮毛矯正の違い

ストレートパーマと言っても「薬剤だけで伸ばす」と「薬剤とアイロンの熱を使って伸ばす」の二つに分かれます。「薬剤とアイロンの熱を使って伸ばす」ストレートパーマを、縮毛強制とかスーパーストレートと呼びます。

ではそれぞれの特徴を説明していきたいと思います。

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まずはストレートパーマですが、こちらはもともとパーマが掛かっている毛を元に戻したいとき、すなはちパーマ落としで使うことが一般です。もともとが癖毛の方の癖を真っ直ぐすることはほぼ不可能です。

ただ強い癖毛の方の中には真っ直ぐになりたくないけどボリュウムを抑えたい方が結構います。その際はこの普通のストレートパーマを施術します。髪質と薬の強さにもよりますが結構ボリュームダウンは望めます。

施術方法は薬剤を塗布しコーミングしながら伸ばしていきます。ちょっと昔はストレーナーと言う細長いペンチみたいなものを使っていたこともありますが今はそれほど使っていないと思います。すごい昔(25年位前)はストレートパネルと言う10cmX30センチの下敷きのようなものを貼り付けていましたが根元が折れたり、切れたりという事故がチョクチョクあったため禁止されました。僕もこれ大丈夫カナーなんて思いながら張ってたこともありますが、やっぱり大丈夫じゃなかったわけですね!

1剤を塗布し毛の結合を緩め2剤で希望の形に固定する。要するにロットをまかないコールドパーマと言うことです。それに対してほとんどの日本人の癖毛なら施術方法にもよりますが真っ直ぐにできるのが「縮毛矯正」です。

 

「縮毛強制」も1剤2剤の原理は同じです。が、1剤と2剤の間にストレートアイロンを使って真っ直ぐつやつやにしてからの2剤固定となります。

当店ではまず、ツインブラシとドライヤーを使ってで根元から髪先まで綺麗に根元を起こしながらブローします。180度のアイロンの前に90度のドアイヤーを使いワンクッション置くことにより髪の毛内の水蒸気爆発を抑えることが出来ます。その後ツインブラシで均一にテンションを掛けながら約180度のストレートアイロンでつやつや真っ直ぐにしていきます。

このつやつや真っ直ぐの時にかなり技術者の腕の見せ所が入ってきます。ここはとても大事な部分ですのでしっかりと信頼の置ける美容師さんを探すしかありません。

後もう一つ大切なのは1剤の選別と塗布の仕方です。痛んでる場所には保護剤も必須うですし、強い薬なのでスピーディーな作業が要求されます。

1剤塗布に30分も掛かってしまってるスタイリストが昔マンハッタンにいましたが、やっぱり一部の毛を溶かしてしまってました。溶けたら終わりです。こわ~~~~~。放置時間は10~15分なので最初に塗布した場所は45分も薬ずけになってしまうことになりますよね ですからなるべく時間を考慮しながら進めていかなくてはならないのです。参考までにアメリカではこの倍の強さの薬を使うことがありました。あちらの方たちはキューティクルの数が日本人の6,7枚に対し12枚ぐらいある方もいますのでそれでやっと伸びる感じでした。日本人の毛でしたら3分でOKって感じです。

 

縮毛強制をかけたところはほぼずーーっとストレートです。が、時間がたってきますと何かパサパサしてもう一回やろーかな~なんて思いがちですが、これは毛のたんぱく質が抜けてしまって起こる現象で日ごろのお手入れであるていど防げます。

が、しかし軟化した毛に180度の熱を与えますのでやはり痛みます。あまりやりすぎると髪の成分である淡白質が熱で炭化してしまいかえってジョリジョリになってしまうので一度施術した所はもうやらない方がいいと思います。新しく生えてきた髪のみリタッチと言う感じでやっていくことをお勧めします。

 

この様にかなりの専門知識と確実な技術を求められるメニューですが

うまく付き合えば画期的な技術ですので梅雨時期の強い見方になってくれるでしょう。

 

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鎌倉小町BMビル201
TEL:0467-25-4664
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